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人生の輝きを取り戻す旅~マダム・イン・ニューヨーク~

東京国際映画祭とタイアップし港区で開催されている「みなとシネマフェスティバル」。インドの感動エンターテインメント「マダム・イン・ニューヨーク」に、女性へのエールを受け取りました。

 

原題:English Vinglish/2012年製作/134分/G/インド 

料理が得意な専業主婦のシャシは、子どもと夫に尽くしているが、事あるごとに家族の中で自分だけ英語ができないことを夫や子どもたちにからかわれ、寂しさを感じていました。そんな折、ニューヨークで暮らす姉から姪の結婚式の手伝いを頼まれ、不安な気持ちで一人渡米。4週間の滞在中、結婚式準備をしながら誰にも内緒で英会話学校に通う大チャレンジをします。カフェでは英語で注文できず惨めな思いで泣いたシャシが、メトロに乗り、知らない道を歩き…。

結婚式でシャシはついに英語でスピーチをし、こう言いました。「自分を救うことができるのは、自分自身。」だと。

このシーンで、私は、2014年のアメリカ映画「わたしに会うまでの1600キロ」を思い出しました。人生のどん底にいたシェリルが、亡くなった母が誇りに思う自分を取り戻すために過酷なトレイルに挑戦する作品です。ゴールを目前にシェリルによぎる記憶や考え。「私はすでに、救われているのだとしたら?」

 

どちらの作品もすがすがしく、たくましい気持ちにさせてくれるおすすめ映画です。

 

私の話で恐縮ですが、私は40歳のときに2週間の有給休暇を使い、バンクーバーにホームステイをして英会話学校へ通いました。それは、まるで"遅れてやってきた青春のよう"な輝かしい2週間でした。